2017年09月22日

「外」を「外」として



日も短くなり、
少しずつ秋らしくなってきましたね。


さて、そんな秋口に唐突ですが、



「外っぽくつくる」のではなく、

「外」を「外」としてつくる。




個人的にかもしれませんが、
もっぱらこのテーマが頭から離れません。

このテーマは、ニコ設計室の中で、
これからもずっと大事にしていかないといけない
テーマなんじゃないかと思っています。



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室内なんだけど、外っぽくつくった空間。

その方が望ましい場合もありますし、
気候の変化に関わらず年中快適に
その空間を楽しむことが出来るので、魅力的です。
かつ、設計的には、その方が扱いやすかったりします。


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ただ、僕らは たぶんそちらより、
「外」を「外」として空間にすることを
目指していくのだろうと思います。


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なんででしょうね。(苦笑)


僕らの思う「外」は、
暑かったら寒かったり、
湿っぽかったり、
風が吹いたり、
雨が降ったり、
日差しが入ってきたり、
虫が入ってきたり、


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よく言えば、
変化を生み出してくれる存在。
わるく言えば、
常に動いていて、
コントロールしきれない
面倒な存在なんだと思います。



そういった存在が
出来るだけそばにある暮らしの方が
豊かなんじゃないかと思っています。


なので、わざわざ面倒な方を進んで選ぶわけですが、
もちろん、それはお施主さんと共有できた上で進めるわけで、
押しつけたりするつもりはないですよ。
(たまには、あるかもしれません。苦笑)


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それがどんな「外」かというと、
例えば、
屋根はあるけど壁がなかったり、
壁はあるけど屋根はなかったり、
デッキのしかれた床だったり、
街の続きみたいな中道だったり、
ちょっと大きめの外階段だったり。


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僕らもまだまだ知らない「外」のかたちがきっとあって、
そんな空間をもっとつくっていきたい。


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と、池田さんの家が上棟した姿をみて、
さらに思いを強くしたホソダでした。


ホソダ
posted by ニコ at 20:25| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月23日

雑多な街並みが愛おしくなるような


夏ですね〜。
甲子園もいよいよ決勝戦。
熱い。

そんな熱い球児たちに負けじと熱い!(?)
2つのお家が雑誌に掲載頂けましたのでご報告です!


まずは1つ目は、LiVES (VoL.94)にて、
[ 島岡さんの家 ] が掲載されています!
ツボな素材たちが使われているお家の特集にて取り上げて頂きました。


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続きは、本屋さんでどうぞ!


2つ目は、
住まいの設計 2017年 9,10月号にて、
[ 中道さんの家 ]
が掲載されています!
町とともに暮らす。というテーマの特集にて取り上げて頂きました。


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続きは、もちろん、本屋さんでどうぞ。お願いします。



素材。

街(マチ)。



別々の雑誌ではありましたが、
どちらも普段から大切にしているテーマを
同じ時期に取り上げて頂けて、
なんだか嬉しかったです。



それと同時に、その二つのテーマについては、




「なんでこんなにたくさん素材使うの?」



「なんでこんなに複雑な形にすんの?」




と、よく工務店さんや職人さんたちに質問されることでもあります。



「めんどうなことが大好きなんですよね〜。(笑)」



とか言って、ごまかしちゃったりすることもあるのですが、
アイカ施工例コンテスト2017での、
審査員長の橋本夕紀夫さんの講評が、


「まさに、それです!」


と言いたくなる内容でしたので、
遠慮なく、引用させて頂きます。(苦笑)



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「雑多な街並みが愛おしくなるような、そんな家を、街を、つくりたいからです!」




どちらもそんな思いがこもっているお家ですので、本屋さんで是非!



ホソダ

posted by ニコ at 12:09| 雑誌掲載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月01日

家の姿と境界


うしです。

今日は、完成して1年半の荻窪のあささんちで打ち合わせ。




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少し前にあささんから
「あの〜、、、お隣さんとの境界の件で相談が、、、」
と連絡が。


お、、、、、境界か、、、、。



「境界」とか「塀」ってワードを聞くと
やっぱり、ちょっとドキッとします。


境界やお隣さん問題って
とてもデリケート。

これから何十年も住み続けるお施主さんにとって
お隣さんとの縁は切れないものですし
できれば、長くいい関係を築きたい。

お互いに、気持ちよく暮らしたいという気持ちは
同じなのだけど
ときには、意見が合わないことも。

それも、まぁ
新築をつくる上では、よくあることですし
いい具合に、おとしどころが見つかれば
いいなぁ、という感じ。







そうそう、それで
あささんと、お隣さんとのお打ち合わせは

お互いの暮らしのために
視線をゆるく遮りたい、というご相談。


よくいただくご相談。
塀はちょっと切ないけど
仕方ないかな〜、、、なんて思っていたのですが



「高いブロック塀や、味気ないフェンスで
ガチガチに塞ぎたいわけでもないから

生垣を植えて、一緒に育てましょう」とのこと。。。。



なんてハッピーなおとしどころ。
もうこちらは、大賛成!

ああ、よかったなぁ、、、
とホッとしながら
設計していた頃を思い出しました。




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お隣さんは、南向きに庭をとっていて
あささんちは、北向きに中庭。
配置としては、お庭が向かいあっています。

セオリーとしては、やっぱりこちらも
南向きで配置するのが一般的なのでしょう。
設計当初は、視線も気になるだろうからと
あささんちも、南向きのプランでした。

だけどよくよく見てみると、
お隣さんの生垣やお庭、手入れされていて、とても素敵なのです。

「こっちを向いた方が、気持ち良さそうだぞ、、、?」
ということで、途中で
エイヤッと、プランを南北反転しました。

頂いた借景はお返しせねばと
あささんち側にも
アプローチや中庭に、大きな木を植えました。



設計中、あささんとの打ち合わせの中で
「家の姿」が「住む人の姿」でもあるよね、と
いう話をしました。

ガチガチに塞がれた家があると
住んでいる人とも、なんとなく距離を感じるし
背を向けられている気がする。

反対に、小さくてもお庭があったり、少し境界から引いていたり
なんとなく、街とつながろうという意思を感じる家だったら
きっと住んでる人も、そういう人なんだ、と。

そういう目で、あささんちの周りの家を見渡してみると
お隣さんの家の姿が、なんだかすごく、素敵に思えましたし

あささんのおうちも、お隣さんや道ゆく人に、
あささんの人柄や愛情が伝わる家になるといいなとおもいました。









もしかしたら、
お隣さんに、伝わったかな、、、?






そうだったら、いいなぁ、、、、。









生垣の管理は、
それぞれ自分ちの庭に面してる部分をする、という
約束事も決めたのですが

お隣のご主人は、生垣の手入れがすごくお上手で
半ば趣味みたいなものです、とのこと。



「もし、お庭に入らせてもらえるのであれば、
たまには、そっちもやっていいですか、、?」とおっしゃるので



ダチョウ倶楽部ばりに

「どーぞどーぞどーぞ!!!」とハモった私たちでした。



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posted by ニコ at 14:04| 竣工後のおうち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月15日

物語をつなぐ

もう2ヶ月近く前になりますが、
鎌倉の中道さんの家に雑誌の取材で
お伺いしてきました。

ちょうど竣工から1年だったのですが
相変わらず素敵に暮らされていて嬉しかった〜。

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メダカも仲間入りし、
この暑い夏を乗り越えるべく、
潤いを蓄えているような、
そんな印象でした。


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中道さんの家のある鎌倉には、
車の通れないような細い路地がたくさんあって、
どうやってこんなかたちの敷地になったんだろう?
これは敷地かな?道かな?水路か?
この奥になにがあるんだろう?
と、わくわくするような場所がたくさんあります。


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全て読み取ることはできませんが、
そこにはずっと積み上げられきた街の物語がある。

そんな気配みたいなものを感じることができます。


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そこに新しいお家を建てるということは、
その街の物語に、新たに、
家族の物語を運び込むようなイメージでしょうか。


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新たに住む家族にもこれまでに築いてきた物語があり、
それらがうまく溶け合うには、どんな空間があったらいいだろう ?
といつも考えます。


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「物語と物語が交わる空間」

そういった空間をどのお家でもつくりたいと思っています。


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中道さんだけに、「中道」。


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と、わが社の社長が名付けた空間は、



「ダジャレじゃないですか!(笑)」



と、プレゼンの時に思わず中道さんもツッコむほどでしたが(笑)、
喜んでくれているのが、
事務所の奥の方にいる僕でもわかるくらいだったのをよく覚えています。


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そして、あっという間に、お引き渡しから一年。


「中道」がちゃんと二つの物語をつないでくれていることを肌で感じることが出来ました。


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「次はどうなるかわかんないんですけど、滝をつくる予定です。」と中道さん。


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た、滝!?(笑)



もう、どんどん進化する中道さんのお家は予測不可能ですが(笑)、
間違いなく素敵になっていくと思うので、今後も本当に楽しみです。


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街も違えば、家族も全く違いますので、
一つとして同じ空間はなく、
応用が全く効かないので
本当に大変ですが(笑)、


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この笑顔が見られれば、
もうそんなことは、どうでもよいのです。


ホソダ

posted by ニコ at 02:07| 竣工後のおうち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月20日

ルーツ


うしです。


少し前に、象設計集団の「うらら保育園」を
見学させてもらって、ズドォーンと感銘をうけてから

いいタイミングで北海道に行く機会もあったので
象の建築をいくつか見て回りました。


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象設計集団は、我らがボス西久保夫婦の出身事務所。
そのわりに、象の建築はいっこもみたことがないわたし。
ダメスタッフです。


うらら保育園のほかに
北海道ホテル、十勝農園、十勝千年の森、共同学舍を見学。

建築の感想を伝えるのはすごく苦手なので
できれば擬音だけでうまいこと伝えられたらな、っていつも思うのですが
それもそれで鬱陶しいのでやめときます。



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でも、象の建築を見るのは
このタイミングでよかったのかも。

というのも、きっとニコに入る前だったら
「うへあ、コッテコテだなぁ」だけで終わっていたかも。

今のワタシは、ニコで日々、あんなことやこんなことまで
考え巡らせているのだ。

多少は思慮深くもなっただろうし、目も肥えたにちがいない。

素材感のインパクトだけじゃなくて
建築本来の意志や、設計者の願いも
手に取るようにわかるにちがいない。



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「うーん。。。。。










コッテコテだな








あ、なんも変わってなかった。





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という冗談はさておき。

なんていうか、

日頃から、ニコで大事にしていること、
西久保さんのアンテナがはるとこ、

多少は理解しているつもりで
でも、なんとなく受け入れがたいこともあったりして

「なんでニコって、こんなことするんだろう?」

っていう小さな疑問が、
やっぱり今でもちょいちょいあるんですが



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それが、象の建築を見ると、
「なーんだ、こういうことだったのか!」って
すーっと腑に落ちました。



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象の建築は公共建築だから、住宅よりもうーんと制限もあるだろうし
考えなきゃいけないことも山ほどあるだろうし
住宅みたいに、自由ではないはずなんですけど

そこで起こってる出来事や風景は、
住宅よりもダイナミックで、わかりやすく素敵なものでした。



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こんな世界を、家の中に取り込めたら
素敵だよなあ、、、。



それこそ、街にも家族にも
愛される家になるだろうなぁ、、、。






というか、、、、
ニコってコテコテ、、、最近ちょっとやりすぎかな、、、とか
思ってたけど




まだまだ全然、大人しいもんなんですね!!!



うし。
posted by ニコ at 12:26| うししし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月13日

粘り勝ち


うしです。
梅雨入りしましたね。


昨日、横浜で棟上げがありました。

「加藤さんの家」

暑すぎず、寒すぎず、まさに上棟日和。


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横浜のあの崖の多さには、
いろんな制限があったり、条例があったり
こちらとしては、ヒィヒィ言わされてますけど、、

やっぱり、眺めがいいっていうのは
この街ならではの、とても贅沢なおまけ。


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2階建ての加藤さんちも
「高層マンションの最上階買ったみたいだな!」なーんて気分になります。



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そんな敷地を手にいれた経緯もまさに加藤さんらしくて

毎日毎日、この敷地の前を通り
売地の看板が出ないかな〜とひたすら待っていたそうです。
いろんな不動産屋さんをあたっても売りに出ていなくて
ある日、奇跡的にネットに情報があがっていたのを発見し、購入。

まさに、粘り勝ち?



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そういえば、設計事務所えらびも
相当、粘りに粘ったようですしね、、、




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でも、粘り勝ちって
かっこわるいけど、かっこいいじゃないですか。

どろくさくて、スマートじゃないけど
わたしたちらしいじゃないですか。





だから、加藤さんちらしい
粘りに粘った痕跡が、おうちにたくさん残るといいなと思います。



すでに、
粘りに粘った結果の
「もともと螺旋階段があったかのような痕跡」や
「屋上があったかのような痕跡」なんかは残ってますけどね、、。



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「あれ、ここ、なんでこうなったんだっけ?
そうそう、そういえば設計当初はさ〜、、、」っていう話ができるのって
すごく嬉しい。


だから、うっかり
すんなり設計が固まって
すんなり進んじゃって
すんなり建っちゃって

すんなりすんなり、いくことに、こしたことはないって
頭の中ではわかってはいるけど、、、


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つまづいたり、悩んだり、矛盾していたり
へんてこになっちゃったりする方が、

なんだか、愛着がしっかり家に根付くような気がするのです。







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この夜景を、ちゃんと手にいれるために

粘り勝つのだ。




posted by ニコ at 17:08| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月13日

ほんの一瞬だけ



本日は、お引き渡しでした。


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設計者というのは、
建物が出来るまでの間、
いつもその建物のことを考え、
その場に何度も足を運びます。

足を運んだ数でいえば、
毎日現場にいる職人さんには負けますが、
毎日その建物に向き合っているという意味では
負けているつもりはありません。


その建物は、
お引き渡しが終わるまでは、
あくまでも工務店さんのもので、
お引き渡しが終わると、
お施主さんのものになります。


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つまり、
設計者がその建物を責任をもって
所有する瞬間というのは、
はじめから最後まで、
自分が工務店か施主になる以外は
まずありえません。


よくそれで頑張れるな〜。
と、我ながら驚きますが(笑)、


ほんの一瞬だけ、
ご褒美みたいな時間があります。



1〜2年くらいかけて
お家をつくるわけですが、
それはお引き渡し直前の
現場の終わり際、
1、2時間といったところでしょうか。



工事の最終状況をチェックすると同時に、
お施主さんの気持ちになって、
本当に気持ち良いかどうか、
不快なところがないかどうか、
確認します。


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擬似的に
お施主さんになったような
気持ちになるわけですが、


その一瞬だけ

その建物、そのお家と、
よーやく通じ合えたというか、
出会えたというか、
そういう気持ちになれる、


そんな時間があります。




「よしよし、

  いいじゃないか、

   お前ならきっと大丈夫。」




どのお家でもそうですが、
いつもそんな気持ちです。


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素晴らしいお家になりました。


「楽しくやってけよ!」



明日は、オープンハウスです!


ホソダ
posted by ニコ at 23:33| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月22日

三本の家(や)

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さて、いよいよ工事も終盤に差しかかってまいりました、
世田谷区のくすかめくのくの邸
だんだんと全体像が見えてきました。

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地上3階地下1階、
3家族が1〜3階それぞれに世帯を持ち、
地下には貸し店舗が入る計画です。
申請上の用途としては共同住宅+貸店舗なんですが、
共同住宅というよりは、
3世帯が一緒に暮らす大きな一軒家!
という感じです。

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なんせ3世帯ありますと、
別世帯で良いと感じたところは採り入れ、
よくないと感じたところは改善へとつなげるという、
素晴らしいチームワークで(笑)、
お互いに刺激し合いながらドンドンよくなっていくので、
まぁー大変です。(笑)

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たくさんご迷惑をおかけしてしまっているのですが、
なるほど〜と気づかされることが多いですし、
毎回打ち合わせが楽しくて、
喜んでもらえるのが嬉しくて、
もっともっとお家について一緒に考えていたいな〜、
とついつい思ってしまいます。

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(早く終わらせろよ!って声が聞こえます。泣)

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話は変わりますが、小さい頃

「三本の矢」

という有名な話があるんだぞ、
と父親からよく聞かされました。

一本の矢だと簡単に折れてしまうが、
三本の矢が合わされば、そう簡単には折れない。

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毛利元就が自分の子供たち三人に力を合わせて歩んでいきなさい、
という思いを込めて伝えた例え話だと聞いています。
(歴史は苦手です。)

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僕は男三人兄弟で、
そんな話をしたくなる父の気持ちもわかります。
何度も同じ話をするので嫌になることもありましたが(笑)、
その頃から今も変わらず大事なことだと思っています。

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家族構成は違うのですが、
くすかめさんくのさんたちに
お会いする度にその話をよく思い出します。


3世帯で暮らすことは、楽しいことばかりじゃなくて、
面倒なこと、イライラすることだってあると思います。

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でもきっと、
1つの世帯ではつくりあげることができない空間や
大きな喜びが必ず生まれてくれると信じています。


子供たちにとっては、
近くに季節の変化が豊かな緑道と
のんびりとした線路があって、
おじいちゃんおばあちゃん、
おじさんおばさんのお家がすぐそばにあって、
たくさんの遊び場も逃げ場もある。

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大きな一軒のお家でもあるし、
数軒のお家が集まった街のようでもある。

そんな居場所になってくれるんじゃないかな〜。

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それぞれ別々の人間なんだから、
各世帯で求める要望が違って当たり前。

でもそんな別々の人間たちが
一つの同じゴールに向かう時、
均一なものが積み重なるよりも、
しっかりと絡み合うように強く、
そう簡単にくずれない
たくましさがつくり出せるんじゃないか?


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そんな期待を感じさせてくれる存在になってきています。

この先の未来、
くすかめさんくのさんのお子さんたち、
またその孫の世代が住み継いでくれることと思います。

もし別の誰かがそこに住むことになったとしても、
この居場所をつくる決断をしたご家族の思いは、
一生懸命考えた間取りや素材や色たちを通して、
毎日頑張ってくれている職人さんたちの手を通して、
しっかりと染み込んで、必ず伝わってくれると思います。

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「なんかわかんないけど、いいよね?」


僕たちの設計は わかりにくいので、
たぶんそんな感じで伝わってくれると思います。(笑)

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さーて、ラストスパートです。
屋上でのバーベキュー目指して頑張りましょう!

ホソダ
posted by ニコ at 01:10| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月17日

住まいの調味料

今月から新たな工事が始まりました。

その物件の地鎮祭が、先日無事にとり行われました。



、、そうです、何やら準備をしている人達がいるその場所が敷地です。


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ここに新しい家が建ちます!(多少時間はかかりますが、、)
天気も何とかもち、幸先のいいスタートをきったのではないでしょうか。


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見たまんまですが、この敷地は奥行きの少ないとても細長ーーーい敷地です。

敷地の条件が多少悪くても、、地盤の状況がそんなによくなくても、、、
それでもそこに住まおうとする人間のたくましさ。

まして、今回はお施主さんでもあり、この建物の構造設計者でもあります!


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ニコとしては、構造設計者とは言ってもやっぱりお施主さんだし、なんかいろいろとお願いしづらいな〜。。
なんて思いながらも、バシバシと変更のお願いや検討のお願いをしてしまっていました。。。

えーと、、、はい、たぶんこれからも。。。



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設計者と施工者がいれば確かに建物は建ちますが、
そこに住まう人がいて初めて建物は住まいになると思ったりもします。
家は人間をいれる器を意味するなどとも言いますしね。

その場所と住まいへの希望、それが良い住宅となる調味料なんじゅないかな〜。
なんて思う今日この頃です。。


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工務店さんは初めてのお付き合いとなりますが、建築や人のことが好きな方達ですので、
一緒にこれらの工事期間を歩んでいけそうです!

自分としては、ちょっとでもいい家になるように頑張るのみです!!


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さぁ、これから現場はどんどん進んでいきますよ!!


よしも
posted by ニコ at 23:29| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月17日

キラキラ


ぽかぽか陽気で、春めいてきましたね。


この季節、
就職活動の子や、インターンの学生たちがやってくるので
いつもより、にぎやかなニコです!


5合炊いてもごはん足りないって
普段あまりないから、嬉しいな。

ついつい、田舎のおばちゃんよろしく
「まだおかわりあるけん!食べんね!」って
言いたくなっちゃいますね。




それにしても、なぜか
遠方からの学生が多いのですよね、、。主に、西。
関西とか、九州とか。。

はるばる、旅人のように夜行バスでやってきて
今日は満喫に泊まる予定です!って言われると

お!、、、いいねぇそのタフさ、、、!
と、ニヤニヤしてしまいます。



ニコに、簡易宿舎でもあればいいんですけどね。
そしたらもっと、気軽においでよ!って言えるんだけどな。。。




ニュースではよく
最近の若者は、ミョーに現実的だったり、夢も欲もないって
言われているみたいですけど



野心むきだしで、ギラギラしてる若者も
まだまだたくさんいるし

今は大人しくしていても
どこで開花するかなんてわからないし。

勇気を出して飛び込んだところで
人生を変える大きな出来事に出会う可能性だって
おおいにあるわけです。



ニコにくる子たちにとって
人生の、というほど大きな転機にはなれなくても
何か1つだけでも、吸収して帰ってほしいな。




自分たちもそうやって
場当たり的な旅をして

そこで出会ったすてきな世界や縁があって
今ここにいるわけですしね。


いやいや、むしろわたしたちだって
まだまだ、旅の途中、、、、。




というわけで。


ちょっと現場に学生たちをお邪魔させてもらったり
お打ち合わせに参加させてもらったり
施主塗装に立ち会わせてもらったりすることもあるかと思いますが、

どうか温かい目で、見守って頂けると幸いです。

そして気が向いたら、学生たちをいじり倒して頂けると
とてもありがたいです。





それと、、、、杉並在住のお施主様方におかれましては
もし、「うち、ひと部屋余ってるよ!」っておうちがありましたら
うしにご一報ください!笑

”夢はあるが金はない”若者たちを
見学がてら、1泊でも、、、民泊させてもらえると嬉しいです。

皿洗いとか、掃除とか、塗装とか、子守りとか、、、
多分、なんでもやりますんで、、、、。



posted by ニコ at 18:35| うししし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする