2017年04月22日

三本の家(や)

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さて、いよいよ工事も終盤に差しかかってまいりました、
世田谷区のくすかめくのくの邸
だんだんと全体像が見えてきました。

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地上3階地下1階、
3家族が1〜3階それぞれに世帯を持ち、
地下には貸し店舗が入る計画です。
申請上の用途としては共同住宅+貸店舗なんですが、
共同住宅というよりは、
3世帯が一緒に暮らす大きな一軒家!
という感じです。

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なんせ3世帯ありますと、
別世帯で良いと感じたところは採り入れ、
よくないと感じたところは改善へとつなげるという、
素晴らしいチームワークで(笑)、
お互いに刺激し合いながらドンドンよくなっていくので、
まぁー大変です。(笑)

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たくさんご迷惑をおかけしてしまっているのですが、
なるほど〜と気づかされることが多いですし、
毎回打ち合わせが楽しくて、
喜んでもらえるのが嬉しくて、
もっともっとお家について一緒に考えていたいな〜、
とついつい思ってしまいます。

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(早く終わらせろよ!って声が聞こえます。泣)

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話は変わりますが、小さい頃

「三本の矢」

という有名な話があるんだぞ、
と父親からよく聞かされました。

一本の矢だと簡単に折れてしまうが、
三本の矢が合わされば、そう簡単には折れない。

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毛利元就が自分の子供たち三人に力を合わせて歩んでいきなさい、
という思いを込めて伝えた例え話だと聞いています。
(歴史は苦手です。)

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僕は男三人兄弟で、
そんな話をしたくなる父の気持ちもわかります。
何度も同じ話をするので嫌になることもありましたが(笑)、
その頃から今も変わらず大事なことだと思っています。

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家族構成は違うのですが、
くすかめさんくのさんたちに
お会いする度にその話をよく思い出します。


3世帯で暮らすことは、楽しいことばかりじゃなくて、
面倒なこと、イライラすることだってあると思います。

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でもきっと、
1つの世帯ではつくりあげることができない空間や
大きな喜びが必ず生まれてくれると信じています。


子供たちにとっては、
近くに季節の変化が豊かな緑道と
のんびりとした線路があって、
おじいちゃんおばあちゃん、
おじさんおばさんのお家がすぐそばにあって、
たくさんの遊び場も逃げ場もある。

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大きな一軒のお家でもあるし、
数軒のお家が集まった街のようでもある。

そんな居場所になってくれるんじゃないかな〜。

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それぞれ別々の人間なんだから、
各世帯で求める要望が違って当たり前。

でもそんな別々の人間たちが
一つの同じゴールに向かう時、
均一なものが積み重なるよりも、
しっかりと絡み合うように強く、
そう簡単にくずれない
たくましさがつくり出せるんじゃないか?


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そんな期待を感じさせてくれる存在になってきています。

この先の未来、
くすかめさんくのさんのお子さんたち、
またその孫の世代が住み継いでくれることと思います。

もし別の誰かがそこに住むことになったとしても、
この居場所をつくる決断をしたご家族の思いは、
一生懸命考えた間取りや素材や色たちを通して、
毎日頑張ってくれている職人さんたちの手を通して、
しっかりと染み込んで、必ず伝わってくれると思います。

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「なんかわかんないけど、いいよね?」


僕たちの設計は わかりにくいので、
たぶんそんな感じで伝わってくれると思います。(笑)

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さーて、ラストスパートです。
屋上でのバーベキュー目指して頑張りましょう!

ホソダ
posted by ニコ at 01:10| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月17日

住まいの調味料

今月から新たな工事が始まりました。

その物件の地鎮祭が、先日無事にとり行われました。



、、そうです、何やら準備をしている人達がいるその場所が敷地です。


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ここに新しい家が建ちます!(多少時間はかかりますが、、)
天気も何とかもち、幸先のいいスタートをきったのではないでしょうか。


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見たまんまですが、この敷地は奥行きの少ないとても細長ーーーい敷地です。

敷地の条件が多少悪くても、、地盤の状況がそんなによくなくても、、、
それでもそこに住まおうとする人間のたくましさ。

まして、今回はお施主さんでもあり、この建物の構造設計者でもあります!


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ニコとしては、構造設計者とは言ってもやっぱりお施主さんだし、なんかいろいろとお願いしづらいな〜。。
なんて思いながらも、バシバシと変更のお願いや検討のお願いをしてしまっていました。。。

えーと、、、はい、たぶんこれからも。。。



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設計者と施工者がいれば確かに建物は建ちますが、
そこに住まう人がいて初めて建物は住まいになると思ったりもします。
家は人間をいれる器を意味するなどとも言いますしね。

その場所と住まいへの希望、それが良い住宅となる調味料なんじゅないかな〜。
なんて思う今日この頃です。。


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工務店さんは初めてのお付き合いとなりますが、建築や人のことが好きな方達ですので、
一緒にこれらの工事期間を歩んでいけそうです!

自分としては、ちょっとでもいい家になるように頑張るのみです!!


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さぁ、これから現場はどんどん進んでいきますよ!!


よしも
posted by ニコ at 23:29| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月17日

キラキラ


ぽかぽか陽気で、春めいてきましたね。


この季節、
就職活動の子や、インターンの学生たちがやってくるので
いつもより、にぎやかなニコです!


5合炊いてもごはん足りないって
普段あまりないから、嬉しいな。

ついつい、田舎のおばちゃんよろしく
「まだおかわりあるけん!食べんね!」って
言いたくなっちゃいますね。




それにしても、なぜか
遠方からの学生が多いのですよね、、。主に、西。
関西とか、九州とか。。

はるばる、旅人のように夜行バスでやってきて
今日は満喫に泊まる予定です!って言われると

お!、、、いいねぇそのタフさ、、、!
と、ニヤニヤしてしまいます。



ニコに、簡易宿舎でもあればいいんですけどね。
そしたらもっと、気軽においでよ!って言えるんだけどな。。。




ニュースではよく
最近の若者は、ミョーに現実的だったり、夢も欲もないって
言われているみたいですけど



野心むきだしで、ギラギラしてる若者も
まだまだたくさんいるし

今は大人しくしていても
どこで開花するかなんてわからないし。

勇気を出して飛び込んだところで
人生を変える大きな出来事に出会う可能性だって
おおいにあるわけです。



ニコにくる子たちにとって
人生の、というほど大きな転機にはなれなくても
何か1つだけでも、吸収して帰ってほしいな。




自分たちもそうやって
場当たり的な旅をして

そこで出会ったすてきな世界や縁があって
今ここにいるわけですしね。


いやいや、むしろわたしたちだって
まだまだ、旅の途中、、、、。




というわけで。


ちょっと現場に学生たちをお邪魔させてもらったり
お打ち合わせに参加させてもらったり
施主塗装に立ち会わせてもらったりすることもあるかと思いますが、

どうか温かい目で、見守って頂けると幸いです。

そして気が向いたら、学生たちをいじり倒して頂けると
とてもありがたいです。





それと、、、、杉並在住のお施主様方におかれましては
もし、「うち、ひと部屋余ってるよ!」っておうちがありましたら
うしにご一報ください!笑

”夢はあるが金はない”若者たちを
見学がてら、1泊でも、、、民泊させてもらえると嬉しいです。

皿洗いとか、掃除とか、塗装とか、子守りとか、、、
多分、なんでもやりますんで、、、、。



posted by ニコ at 18:35| うししし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月04日

ちょっとした悩み

うしです。


最近、ブログ以外でも
文章を書くお仕事を頂いたりしています。

実はわたし
建築に携わってはいるものの
根っからの文系なのです。。。

だから、文章を書くお仕事は
とても嬉しいし、楽しい。


まーーー、建築も学問として捉えると
理系分野ではあるのだろうけれど

ニコに限らず住宅設計の仕事の実態としては
かなーり曖昧なところでしょう。

だから私のような
なんちゃって設計スタッフでも
なんとか、やっていけているのだろう、、、。






今日は書くぞ、と意気込んでるときは
ちょっとノートパソコンをもって
外に出たりするんですけど


なんか、、、、なんか、、、、、
気がついたら、こんな感じになるんですよね。

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なんか、、、、すごく息苦しい、、、、。
身動きとれない、、、。




ひどいときは、この状態+ペンタブとか充電器とかついたりするし


コードに縛られている、、、、?

事務所にいると全然気がつかないんですけど
外に出たら、なんかすっごい捕われてるっていうか
「こ、これが現代人の姿か、、、」とか思います。




多分頑張ったら1〜2本は減らせるんだろうけど
なんちゃって設計スタッフだから、その辺よくわかりません。


無線ってイマイチ信用できないし。




周りを見渡しても、あんまりこんな状態の人見ないけど
みんなどうやってんだろう。



どなたか、うしがもっと身軽に
かっこよくなれる方法を思いついたら
ぜひ教えてください。


うし。
posted by ニコ at 19:57| うししし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月07日

偏屈な施主



RC3階建ての小田原さんちは

着工して7ヶ月経ち
ようやくようやく昨日、上棟式を迎えることが出来ました。

久しぶりに現場に行くと
もう既に、建築が息をしはじめている気がしました。

昔からここに居たかのような、圧倒的な存在感。

建物を覆っているカバーや足場が
もはや、舞台の緞帳のようにすら見えます。

もうすでに舞台裏では準備が整っていて
幕が上がる瞬間を、今か今かと待っているような。


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凄まじい生命力。


嬉しい嬉しい嬉しい!


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前に、小田原さんちについて
こんな記事を書きましたが


ここにたどり着くまでに
色んな障壁がありました。

たかだか住宅レベルの建物なのに
この敷地とくりゃあ、それはそれは偏屈で。


この敷地の以前の所有者も
買ったものの「こんなとこに家なんて建てらんないわ」と
建築する前にさじ投げて売っちゃうような敷地。


ただ、3人の家族が
普通に暮らしていくために
素朴な家をつくりたいだけなのに

地盤と法規と街とが
互いに矛盾し合って、立ちはだかっていました。



土の下には、
建物とほぼ同じ高さである9mの杭が
50数本も敷き詰められることになり

土の上の建物は
ひたすら減量。

ギリギリの間口に暮らすために
コンクリートにぼかぼか穴をあけ
虫に食われた葉っぱ状態から

その穴を、あれやこれやで塞いだ
パッチワーク建築。



そこまでして、ようやく
こぎつけた上棟式だったのでした。



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そこまでして。



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そう、そこまでして、なぜここに建てるのか?




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多分、それが、家づくりにおいて
一番大事なことで





「この街に、住むのだ」



という
多分、そんな、とてもシンプルな意志だけ。



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それが、小田原さんちの家づくりにおいて
障壁を乗り越えるための、よりどころで
ぶれない軸になっていたのだろうなと思います。




この街が好きで
この街の人が好きで
この街とともに暮らすのだ。





という希望を
ただつかみ取ろうとしているだけなのだ。




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そう思うと
実務的な仕事は多々あるけれど

結局のところ、私の仕事もすごくシンプルで

そんな小田原さんの意志を
ただただ、なんらかの形で現場へ伝え続けるだけ。

究極、それだけで良いんだなと、思いました。


だって、ぶっちゃけ、ほっといたって
きっと素敵になるだろうよ、この家は。



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よく、施主力施主力、と言いはするけれど

小田原さんの家にとって、
最大の施主力はこの街が持っているし



そうそう、この敷地を含めた街全体が
施主のようなものなんだよな、小田原さんちは。
とんでもなくメンドクサイ施主。

無理難題をいうし、矛盾ばっかだし、、、、
いろんな人の営みや欲求を抱えていて
商店街を守る人たちの、ただならぬ愛情があって。





いや、小田原さんちに限らず
本当の施主力は、みんな、街がもっているんだ。


住宅なんてちっぽけで
個人の力なんて、たかが知れてる。


街という最大の施主力を無視していては
良い家なんて、きっと建たない。
ものすごく大きな力を持っているんだもの。


家が良くなるかどうかは
街の施主力を利用するかどうかに、
8割かかっている。。。。かもしれないなぁ。。







もーーーーーー
小田原さんのとこの街は、偏屈すぎて
やたら、主張してくるもんで
ついつい街をも擬人化してしまったわ、、、、。

でも、
いっぱい聞こえてきたから
多分、もうだいじょうぶだな、と思えるんだろうな。




あと竣工までの2ヶ月、、、なにしようかなぁ。

最後の勝負だもんで
ちょっと気合い入っちゃうなぁ。


西久保さんに
「あと2ヶ月、なにしましょうねー」と聞いたら


「うーん、、、、まぁ、、、、余計なものっていうか
ムダなものを、いっぱい、くっつけたらいいんじゃないかなぁ、、、」と言ってました。



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ふふふ、それなら得意だわ!!笑





うし。
posted by ニコ at 22:34| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月03日

神戸と鎌倉の挑戦するスタイル

ホソダです。

あっという間に、1月も終わり、2月に入りましたね。

本当に早い。。。

さて、先週末の「ひとつながりの家」のオープンハウス、
なんと120名近くの方にご来場頂きました。ご来場ありがとうございました。

何よりお住まいになるご家族に感謝、感謝です。

子供たちが本当に楽しそうで、ひとまず安心しましたが、
担当者としましては、まだまだ心の整理がつかないので(笑)、後日改めまして。

さてさて、1月のバタバタでお伝えできておりませんでしたが、
2つのお家が雑誌掲載されております!!

まずは、雑誌 LiVES の Vol91に神戸の「曽根さんの家」が掲載されております!

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今回のテーマは、[挑戦する家]。


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ぴったりすぎる。(笑)

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僕は、取材には立ち会えず残念でしたが、
とても素敵に暮らされているが雑誌をみても伝わってきました。
今年の4月で竣工から3年になりますね、、、、。
子供たちとのかけっこ、楽しかったな〜。
しみじみ嬉しいです。


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続きまして、
雑誌 [湘南スタイル]2017年2月号に鎌倉の「中道さんの家」が掲載されております!

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取材に立ち合わせて頂きましたが、ライターさんが、
「いわゆる○○風の家、ではいいあらわせないお家ですね。。。」と、
最初戸惑いながらも、徐々に楽しそうにされていたのが伝わってきて、嬉しかったですね。


神戸と鎌倉それぞれの

[暮らしに挑戦するスタイル] を

是非とも手にとってご覧下さい。


ホソダ
posted by ニコ at 23:28| 雑誌掲載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月07日

飛びますよ〜


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お〜。

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ここはどこだ?

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おお〜。

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おおお〜〜〜〜〜〜〜。

なんかカッコよくないですか!?

あ、大丈夫ですよ。

あってます。

ニコのホームページで間違いないですよ。(笑)



あけましておめでとうございます!!!


新年のスタートは、昨年末の牛島のまとめにございました
ちょーヘビー物件3連チャン(笑) を早速ですがチラ見せです。

産まれますよ〜。

飛びますよ〜。

一気にじゃないですよ!

ゆっくり、順番にです。(笑)

本年もよろしくお願いいたします!


ホソダ
posted by ニコ at 21:07| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月29日

2016年まとめ

うしです。


さて、今年もあと残りわずか。

ああ、楽しかったなぁ、2016年も。

新たなお施主さんや職人さん方にも出逢えて
来年への期待が増々高まります。

きっと絶対楽しいはず。





今年を振り返ると
年明け一発目に
5年越しの設計、大山さんの家が出来上がりました。

オープンハウスの様子

大山さんはしきりと、
「うちは普通の家ですから。
他のニコさんのおうちと比べて
普通の家ですから、、、、」って仰いますけど

こんなドデカイ植木鉢のあるおうち
まぁ、、、普通じゃないですけどね。。。

早速、雑誌の取材も入りましたし
瞬く間に大山家仕様になったキッチンが大活躍。

きくちさんとウシは、月1くらいで
「大山さんのごはん食べたーい」とつぶやいています。



そして、4月は
鎌倉の中道さんち、大宮の小熊さんち
2軒ほぼ同時竣工。

細田さん、お疲れさまでした。笑


中道さんちのオープンハウスの様子


中道さんちは、店舗併用住宅ですし
間口も広く、おうちのボリュームは大きい。

だけど
いろんな人、いろんな素材、いろんな用途、いろんな願い

それを受け入れる隙間が散りばめられていて
街のようなおうちだなぁと思いました。

すてきな人やモノを惹き付ける才能、
並々ならぬ嗅覚を持っている中道さんにとって

きっと「家族だけの」「家」では
器が足りないから

街をつくったんだろうな。

差し出した分だけ
手に入れることの出来る
「中道」のある小さな街。


中道さんのおうちも、
神奈川県建築コンクールの名誉ある賞を頂き
数々の雑誌にも掲載されました。

中道さんさまさま、
今後も、どうかニコに関わってくださいね。





それから、オープンハウスは出来なかったけれど
実はひっそりと完成した、大宮の小熊さんち。


つい先日、ニコみんなで遊びに伺ったのですが

まさに、施主力全開!!!
脱帽のオシャレハウスと化しておりました。


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照明や家具を選ぶときは
どうしても、控えめに小さいものを選びがちですが

小熊さんの
「ワンサイズ大きめ」は
ぜひ見習いたいなぁ。


しめしめ、こりゃぁ来年は
お披露目会兼、なにかイベントが
出来そうだぞ。。。。とはにかむウシでした。




そして、5月は
若井さんのおうちが完成しました。

オープンハウスの様子


おうちの前に着いて、一番に最初に
こう思いました。

「あれ、なんかこの家、若井さんに似てきたような」と。


家は飼い主に似るとか、そんな言葉があったっけ。
とにかく、おうちの表情が若井さんそっくりに思えて
笑っちゃいました。不思議だなぁ。

それにしても、若井さんちも
「ニコっぽくないおうち」を目指して
いろいろ葛藤したわけで

暮らしぶりはいかほど、と
少し気になっていたのですが

うう、さすが。
既に住みこなしてある。

そういうのを見ると、
なんだか勇気をもらえます。

これだけ素敵に住んでもらえるのなら
もっと攻めても良いのかな、と。。。。。

そうそう、来年は攻めの姿勢で。。。




そして、7月。
吉祥寺の島岡さんちが完成しました。

オープンハウスの様子
入居後の様子


島岡さんのおうちはですね
ニコの総まとめか、っていうくらい
いろいろ詰め込んだおうち。

食レポならきっとこう言いたくなるでしょう。

「ニコの宝石箱や〜。」

、、、、



これだけ全部盛りなのだから
工務店さんもさぞかし大変だっただろう。

実はニコも
3人がかりのビッグプロジェクトでした。


そんな盛り盛りなおうちも
伺ってみると、すっかり島岡さんのおうちになっていて

テラスで焼いた、サンマ
最高に美味しかったなぁ。。。


もう1回オープンハウスがしたいなぁ。
いや、1回といわず、3回くらい。

1回行ったくらいじゃ、盛りだくさんすぎて
全部吸収出来ないですからね〜。



島岡さんちから
5ヶ月くらい間があいて

すっかり寒くなった、12月。


実はひっそりと
花小金井で、リフォームの齊藤さんちが
完成しました。

工期も短かったので
なかなか、お披露目のタイミングがなかったのですが

いつか、オープンハウスが出来るといいなぁ。



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リフォームって、難しかったなぁ。
進め方にしても、工事にしても。

お引渡しはしたけれど
なんとなく、「まだまだ、これから」と
勝手に思っていて

今はひとまず、休憩、というくらいで
これからがきっと楽しいだろうな、と。

うーん、でも楽しみはとっておこう。
もう少し、齊藤さんの暮らしが
根付いてくる頃まで!





そして、今年1年の締めくくり。
まだ記憶に新しい、太田代さんちが完成しました。

オープンハウスの様子



遊びにきたこどもたちの
のびのびした様子を見て

ああ、いいおうちだな、って
しみじみ思いました。

グリッドに乗っとった四角形のおうち。
特別、奇を衒ったわけでもない。

この縁側と深い軒下。
どこにいても木の匂いがして、
ここちよければ、それでいいのだ。

そんな素朴さが一番、太田代さんらしかったんだなぁ。




なんだか、最後に原点回帰!という気分になれました。

太田代さんちが完成して以来、
ずーっと、気持ちが晴れやか。


さて、来年は、、、、、


きっとそんな晴れやかな気持ちも
すぐに吹っ飛ぶでしょう。。。



年明けから、ちょーヘビー物件、3連チャンいきますよーっ!



来年もどうぞよろしくお願いします!
posted by ニコ at 20:37| うししし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月06日

現場らしからぬ風景



思えば。


太田代さんちは
着工した当初から

「現場らしからぬ風景」ばかりだったな。


地鎮祭の写真を見返すと
海の写真ばかりだし、、、、

基礎の写真を見返すと
新築というよりも遺跡みたいだし、、、、

上棟式の写真を見返すと
お祭りみたいだし、、、、、。





上棟してからは

お母さんとお子が、
職人さんたちに差し入れをしつつ
お子を寝かしつけ

寝てる間に、離れにこもって、施主工事。

夕方頃、仕事を終えたお父さんが
現場に「帰って」くる。



そんな太田代家の1日のリズムが
既に出来つつありました。



そんな毎日だったからか
すでに引っ越す前から、ご近所付き合いがはじまり

お向かいさんから差し入れを頂いたり
近所の子どもたちが学校帰りに
「赤ちゃんは〜?」と聞きにくる。





そんな、現場らしからぬ風景。






そして、先週の施主施工。


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食堂は、既に食堂で


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ベンチは即席キッチンに。




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作業場は、広い庭。




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お父さんの離れは、大人の思い耽る場所に。



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子どもはやっぱり外にでたがり

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大人が、代わる代わる追いかける。



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ママ友同士、子どもをおぶって
手を動かし



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疲れたら、ティータイム。



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これまで散々、
「太田代さんち、学校っぽいから、
ほんとに学校か、保育園でもしたらいいのにね〜」なんて
言ってたせいか

居間から、一段下がった客間は、
シメシメ!すでに保育園。

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黒板代わりの、お知らせ掲示板もあるし。



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おむつが落ちてる現場も、他にあるまい。








とにかく、



太田代さんちの現場は

もう、すでに、「太田代さんのおうち」になっていた。





なんだか、
「まだ赤ちゃんだと思ってたのに、
いつの間にか、立派に成長してた」

という、気分。




事務的には
「お引渡し」をしたその瞬間から、
お施主さんのモノになり、

お引っ越しをしてはじめて
「家」としての機能を持ち始めるわけですが



本当の意味での「お引渡し」は
1日でパキっと切り替わるものでなく


じんわりじんわり
工務店さんから、お施主さんへ

少しずつ、
渡っていくものなのでしょうね。














こんな風景が見られたのは

ひとえに、村上建築工房さんのおかげ。



ここまで、お施主さんと現場のつながりを
持たせてくださったことに

本当に頭が上がりません。


この風景は
きっと、監督の長谷川さんの
たくさんの気配りと、現場への愛情が
あってこそ、実現したもので


太田代さんちをお願いして
本当に本当に、良かった。




あと、1週間。


どうか、無事に

びしっと、、、、、、

お引渡しできますように。




















最後に1つだけ言いたいこと。

現場って、やっぱりとても危険なところです。

そして、職人さんたちは
その日その日が勝負なのです。

指揮をとる監督さんも
たくさんの現場を掛け持ちしている職人さんも

「現場を安全に、滞りなく終わらせること」

それをいつも、考えてくださるのです。


私たちですら、ヒヤッとすることや
身の危険を感じるときがありますし

そんなときは、躊躇無く監督さんに怒られたりして、、、
普段は和やかにしていても
現場で働く人の危機監理の徹底ぶりは
本当に関心するほどです。



だから、
現場の途中で、施主施工をすることは

「危ない」と捉えられることの方が
ずっと多く
安全性を確保出来なければ、断られることもあります。

それは、工務店さんの良い悪いでは決してなく

少しでも危険なことは見過ごさない、という
責任感や、現場を守る気持ちが強いからこそなのです。


だから、
どうしても
施主施工の範囲は限られてきます。

私たちも、アレもコレもやりたい気持ちはあれど
節度をもって計画しなくては、と思っています。


今回、たくさん施主施工をしましたが
たぶんすごくレアケースなので

これから現場がはじまる方
すでに工事中の方、、、、、



、、、、、。


、、、、、。



工務店さんが許してくれる
ギリッギリのラインを狙って

出来るだけ、施主施工をやりましょう!笑




うし。
posted by ニコ at 22:43| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月02日

養生が外れるとき

西久保さんのブログに取りあげられておりますが、
中道さんの家が神奈川建築コンクールで優秀賞を頂きました!

めでたい!

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そして表彰式の翌週には雑誌の取材でまた中道さんのお家へ!

ありがたい!

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担当として関わらせてもらった者としては、やはり格別の喜びがあります。

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受賞を目指して日々頑張っているわけじゃないんですが、
例えていうなら、、、、

我が子の運動会での活躍が気になるような感じ?でしょうか。

頑張って走ってくれてればそれでいいんですけど、
やっぱり結果が少し気になるような(笑)。

おそらくそんな感じだと思います。

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受賞にあたり色々思い返したのですが、
中道さんの家で僕が一番印象に残っているのは、


「養生(ようじょう)」が外れた瞬間です。


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現場では最終的に見えてくる仕上げが
汚れたり痛んだり壊れたりしないように、
その保護としてシートやベニヤなどで覆ってあげるのですが、
そのことを「養生」と言っています。




今だから言えますが、
中道さんの家は、オープンハウスの前日の夜まで
どんな仕上がりなのか全く把握できない状態で(苦笑)、

何も手を出せない設計者は地道に掃除を手伝いつつも、
やばいよ、やばいよの出川状態だったんですが、、、。

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一気に養生がとれた瞬間、、、
なんじゃこりゃ〜!。。。の松田優作状態で(笑)、

とにかく感動してしばらくその場に立ち尽くしていました。
しばらくその場を離れたくないような、
少しさみしいような気持ちになったのも覚えています。


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「養生が外れる」というのは、
その文字の通り、守られながら生きていくことから外れるって意味で、
たぶんですけど、「あ〜もう大丈夫だな」と、
確信する親の気持ちに近いんでしょうかね〜。

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つい先日、
花小金井の斎藤さんの家におじゃまさせてもらったのですが、
徐々に養生がはずされていく様子をみて、
中道さんの家でのことを思い出しつつ、そんなことを感じてました。


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豊かな緑道のそばで、また新しい暮らしが始まります。

これからが楽しみですね。

ホソダ
posted by ニコ at 21:50| 竣工後のおうち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする