2016年07月08日

家族の風通し

7月から新たな工事が始まります。

先日、無事に地鎮祭を行いました。

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楠亀さんご家族、久野さんご家族、久野家ご両親家族の
3家族それぞれの住居と地下に賃貸を合わせた計画です。

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その名も、くすかめくのくの邸。

(かわいい。)

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設計期間中に新しいご家族が二人も増えるくらい
長いことお待たせしてしまいましたが(苦笑)、いよいよ着工です。

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「他人が入った方が、家族の風通しもよくなると思うんです。」



以前こんなブログを書かせて頂いていましたが、
初めてお会いした時に楠亀さんがおっしゃられていた
この言葉が僕の中ではとても感動的で、ずっと心に残っています。

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ただ、その時お聞きしたご要望はというと、

3家族のそれぞれの住居とプラス賃貸!そして敷地は33坪!!!

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なかなか厳しい敷地条件ではありましたが(笑)、
ただ要望の部屋・面積を満たすだけにならぬように、
3家族により豊かな、広がりのある暮らしをしてもらえるように
建築そのものが敷地であり、地形であり、街であるような計画を目指しました。

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そうでもないと、元気な3世帯のエネルギーを受け止めきれません。笑


プランは、各階に一世帯となっていますが、
たまにはみんなで屋上でバーベキューをしたり、
怒られた日には、おじいちゃんおばあちゃんのお部屋で寝たり、
2階から醤油借りてきて〜とか、
年に数回は、1,2,3階で住人を入れ替えて生活してみたり。笑
各々の世帯ごとの生活はきちんと確保しつつも、つながりたい時にそれができる
付かず離れずの距離感が実現できるんじゃないかと思います。


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ISANAをきっかけにニコにご連絡を頂きましたが、敷地条件などは違えど、
将来を見据えた柔軟性は通じる部分の一つです。
3世帯の住居部分が将来的に賃貸となるケースも想定できまし、
今はまだ小さいお子さんの新たな世帯が入ることになるかもしれません。


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もとはみな他人。

でも全ては そこから始まる。

つなぐものは、何なんだろう?


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いよいよ着工です。

3倍頑張らないといけないので、
ホソダが3人に分身します。(笑)


ホソダ
posted by ニコ at 21:24| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月01日

太田代さんの家ー上棟式



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ひと月の間に

地鎮祭2軒
上棟式2軒と、、、、


2年前の現場ラッシュ再来か?
盛り上がりはじめました。ニコ設計室。



毎年夏になると
アーヤダヤダ、今年こそは焼けたくなーい、だとか
汗かきたくなーい、だとか
それなりに、思うんですけど、、、



気がついたら

汗だく黒焦げ夏ワッショーーイ!
なりふり構うもんかー!
ってなっちゃうんですよねぇ。。。




やっぱりついつい、走っちゃう。
ニコ入社4年目の夏。うしです。





さて、先日の、千葉・太田代さんちの上棟式の様子を
うし目線でお届けします。(西久保目線はこちら




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すみません、ほぼ職人さんフォーカスです。笑



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なんか、棟上げって
お祭りみたいなんですよね〜


きたるその日のために、前日まで
みんなでたくさん準備をして

この日に上げるから!って、仲間に声をかけて
応援にきてもらって。

そして、当日

神輿を担いで、ここ一番の力を出して
エイサエイサ声出して、花火ドーン!みたいな。


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だから、その日だけは
精一杯、見栄をはりたい。

職人さんたちには、とことん格好つけてもらいたい。




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そして今回
とても嬉しかったことが1つ。


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土台を1ヶ所、半分にカットしてもらうよう
お願いしていた部分があって

そこが、カットされてなかったので
監督さんに「ここ、半割ですよね?」って聞いてみたんですが



「半割なのは、承知してますよー

でも、棟上げのとき、半割になってたらなんか格好悪いから

切れ目だけ入れてそのままにしてるんですよ。


棟上げ終わったら、すぐ外しますねー」とのこと。



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そんなこと言ってもらえたら
嬉しいじゃないですか。。。。。

一旦カットしてまた元に戻すなんて
ひと手間かけてでも

「骨組みの姿を美しく見せたい」という気持ち。


カッコいいじゃないですか。
素敵じゃないですか。惚れてまうやないですか。


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思えば、大工さんの仕事って
そのほとんどが、最終的には見えなくなります。


上からボードを貼ったり
仕上げを塗ったり貼ったりして
隠れてしまうのです。


だから、まぁ変な話
少しくらい、ズレたり、間違ったり、切り貼りになったって
見えないのでなんの問題もなく

私たちもついつい
手直ししようとする大工さんに対して
「直さなくていいですよ、ここはどうせ見えなくなるから」と
言ってしまうことも少なくはないのです。



でも、いつ行っても思う
大工さんの仕事の
綺麗なこと、綺麗なこと。


見えないところだとわかっていても
綺麗に仕上げる美意識。

ぴしゃりと揃えてくれるんです。
見えようが見えまいが、関係ないのです。


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そのモチベーションってすごいよなぁ。。。


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ニコの「このままでいいじゃん病」
もしくは「むき出しでいこうぜ病」?
「1年くらいこのままにしとこう病」もかな?


こういう症状は、現場の大工さんの技を
普段まじまじと感じさせてもらっているからで

それをもっと、お施主さんにも、今後の生活でも
触れてもらいたい、という気持ちからくる症状でもあります。


こんな綺麗な部分、手間ひまかけた部分
隠すなんて、もったいないじゃないですか。。。。




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だから、、、、


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だから、大工さんの
最大で唯一の見せ場であろう、棟上げは
絶対に、お施主さんに見てもらいたいですし


可能ならば、
現場にも、どんどん足を運んでもらいたいと思います。




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悲しいことに
工事終盤になると、いつの間にか
ほんとにパッと、大工さんはいなくなっています。

長い間、一緒に作ってくれた大工さんと
一緒に完成を喜びたいのですが、

大工さんのお仕事は、おうち完成の一歩手前で
終わってしまうんですよね。。



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そこがまた、格好いいんですけどね、、、。笑

人知れず仕事して、黙って去る、、、、、。

そしてピンチのときは、駆けつけてくれる。




もうね、ヒーローか何かですか?


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やっぱり、大工さんに転職しようかなぁ、、、、。


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と、またもや大工さんネタに走ってしまいました。笑



おーしまい。

うし。
posted by ニコ at 15:43| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする