2017年05月13日

ほんの一瞬だけ



本日は、お引き渡しでした。


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設計者というのは、
建物が出来るまでの間、
いつもその建物のことを考え、
その場に何度も足を運びます。

足を運んだ数でいえば、
毎日現場にいる職人さんには負けますが、
毎日その建物に向き合っているという意味では
負けているつもりはありません。


その建物は、
お引き渡しが終わるまでは、
あくまでも工務店さんのもので、
お引き渡しが終わると、
お施主さんのものになります。


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つまり、
設計者がその建物を責任をもって
所有する瞬間というのは、
はじめから最後まで、
自分が工務店か施主になる以外は
まずありえません。


よくそれで頑張れるな〜。
と、我ながら驚きますが(笑)、


ほんの一瞬だけ、
ご褒美みたいな時間があります。



1〜2年くらいかけて
お家をつくるわけですが、
それはお引き渡し直前の
現場の終わり際、
1、2時間といったところでしょうか。



工事の最終状況をチェックすると同時に、
お施主さんの気持ちになって、
本当に気持ち良いかどうか、
不快なところがないかどうか、
確認します。


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擬似的に
お施主さんになったような
気持ちになるわけですが、


その一瞬だけ

その建物、そのお家と、
よーやく通じ合えたというか、
出会えたというか、
そういう気持ちになれる、


そんな時間があります。




「よしよし、

  いいじゃないか、

   お前ならきっと大丈夫。」




どのお家でもそうですが、
いつもそんな気持ちです。


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素晴らしいお家になりました。


「楽しくやってけよ!」



明日は、オープンハウスです!


ホソダ
posted by ニコ at 23:33| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする