マシューズ邸 地鎮祭


地鎮祭ラッシュ、続きまして。

本日は、桜満開の国立市にて
マシューズさんちの地鎮祭をさせて頂きました!




、、うーん あいにくの 雨 雨 雨。

あわよくば、地鎮祭のあとでお花見を、、とか
目論んでいたのに、、。


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でも、地鎮祭の雨は、縁起が良いんだそうですね。

雨降って地、かたまれ!



えいっ
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えいっ
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無事に完成しますように。
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マシューズさんはですね、、

図面をお渡ししたらですね、、

模型を作ってくれるんです。


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もう、このクオリティの高さに 感服です。


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まさに施主力100%というか。。




言葉以上に、マシューズさんの叶えたいもの
伝えたいことが、模型からストレートに伝わってきます。



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マシューズさんは、もう20年ちかく日本にいらっしゃるので
日本語は、ぺらぺらです。

わたしなんかより多分ずっと、
多くの日本語や、その言葉の意味をご存知なのだけれど


母国語でない言葉で、
しかもケンチクで使われる言葉って
日常会話で使わない難しい言葉ばっかだし、、


伝わらなかったり、わからなかったり、ピンとこなかったり
歯がゆい思いをさせてしまっているんじゃないかな、、とよく思います。



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それは、マシューズさんに限らず
日本人同士でだって、出来上がりのイメージを共有するのは
とてもとても難しい。。



そこを、スケッチや模型やCGや 
言葉以外のいろんな手段を使って、共有していく作業が

わたしたちの仕事なんですけど、、、


そこをマシューズさんにしてもらってるって
どーよって感じですけど、、、


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マシューズさんの模型の表現がとっても新鮮で
見せてもらうのが、本当に楽しみなんです。


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わたしたちは、学校で模型の作り方を習います。
卒業すれば、まぁなんとか、仕事として出せるくらいの
模型は作れるようになります。

それぞれ事務所ゴトに多少の違いはあるものの
なんとなく、作り方や使う材料は決まっているので
たいてい、同じような表現になります。


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そういう、学校で習ったルールや
先入観のないマシューズさんがつくる模型は

土がゴマだったり、、
畳が本物のゴザだったり、、
水やぶどうの木がビーズだったり、、
ステンレスがアルミホイルだったり、、

もう、自由で、鮮やかで、
繊細で、美しいなぁと思うのです。


たとえスケール感が多少違ったって
構造や施工的に無理なとこがあったって
実際には、こんな鮮やかに出来なくったって


伝えたいもの、叶えたいもの、ほしい世界だけが、強く強くあらわれていて
わたしたちが作る、より現実に近づけた模型よりも、ずっと楽しいのです。




そういう正確な模型も、もちろん必要なんですけど

マシューズさんの模型はたぶん
子どもの描いた自由な絵を、大人がどんなに真似したって描けないように

もうわたしたちには、どんなに真似しようとしたって
作りたくても、作れないものなのだなと思うと

ますます、美しいな、素敵だな、、と思うのです。






これから現場がはじまります。


この模型の、この感じを目指そう!と
おもっております。。


マシューズさん、次は
1/10くらいの、部分模型をお願いします。 笑


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うし。