このところ、まる一日机に向かう毎日が続いていたので
週末の現場作業は、個人的には非常にありがたかった。
夜型集団ニコも、その日ばかりは皆、早朝起床・集合。
6人体制で向かうは埼玉県鶴ケ島。
もうすぐ竣工の田口さんちの施主塗装、そして施主和紙貼り。
わしばりー!ひょひょー!
ニコ初の試みである和紙貼り。
実は、はじめは別のお施主さんのアイディアが発端であり
それから情報収集や実験研究を重ね
ついに実践のときがやってきたのでした。
、、まぁ、ここだけの話。
最初乗り気だったのは西久保さんだけで
わたしたちは「ほんとに出来んの、、?」と
完全に疑いの目で見てました。
だって、初めてなのに、セルフでしょ?
確かに出来たら、いいとは思うけど、、、ねぇ。
最初はやっぱ、職人さんにお願いして、習った方が、、、。
なんて、弱腰な我々。
それが、情報収集を始めて
実際に、セルフ和紙貼りをされたお部屋を見せてもらったり
和紙貼り職人さんのお話を聞いたりして
まず菊地さんが乗っかり。
西久保+菊地の後厄ペアが実験でサンプルを作り
サンプルを見た残りのメンバーが乗っかり。
「やりましょ!」と完全に手のひらひっくり返しました。
そして、いかにも自分のアイディアです!とばかりに
誰よりも先にブログを書く牛。
あ〜いるいる、いるわ〜こういうヤツ。
というのは置いておいて。


今回挑戦したのはちぎり貼り。
ただただ、ちぎった和紙を貼ってくだけです。
まっすぐきれいに貼る必要もなく
重ねながら貼るので、少しくらい失敗しても大丈夫。
コーナーには、最初に役ものを貼っておけば
スキマがあく心配もないですし
本当に簡単でした。
このラフさが、いいですよね。


田口さんの娘さんなんて、瞬時にコツをつかみ
誰よりも早く、きれいに、貼られていました。






お昼はベランダで、奥様お手製のお弁当を食べました。
食欲旺盛はニコの標準仕様です。
おいなりさんがもう美味しくて美味しくて、、。
ごちそうさまでした!
そして午後の部へ。
和室の方は、柿渋で染めた和紙で抑揚をつけ、絵を描きました。
全面貼る予定だったのですが
「これ全部貼らない方が良い??」
と現場にて決定。
「ま、だめだったら、上からまた貼ればいいしね!」
これが和紙のいいところですね、、。




職人さんたちからは
「すごいね〜!これはゲイジュツだわ。センスないとできないわ」
なんて言ってもらえて、恐縮しつつもドヤ顔。

でも、センスなんてなくても、いい感じになるのが
ちぎり和紙貼りのいいところで
子どもも大人もだれにでも
簡単に、素敵な壁をつくれるということがわかりました。
こんな挑戦に乗っかってくれた田口さんには
もう頭があがりません。
田口さん、本当にありがとうございました。
素敵な壁になって良かった!
この日は和紙貼りだけでなく、ポーターズペイントで
ぽんぽんもしました。




田口さんちの竣工まで、あともう少し。
オープンハウスについては、またご報告させて頂きます!
お楽しみに。
うし。