小川さんの家、入居後オープンハウスの日は
あいにくの雨でしたが
雨に濡れ、しっとりとした小川さんちの表情も
いいなぁ、と改めて思いました。
そんなしっとりしたおうちに
6組の参加者さんを、しっとりと、ご案内させて頂きました。
今回、お施主様がご入居後、ということで
人数を限定させて頂きましたが
ギリギリのご案内だったにも関わらず、たくさんのご応募を頂きました。
ほんとうに、ありがとうございます。
残念ながら、ご案内出来なかった方々、スミマセン。。
また近日、オープンハウス予定がありますので
是非、そちらにご応募頂けると嬉しいです。
さて、こんなに参加者さんとゆっくりお話しながら
おうちをご案内するのは、とても新鮮でした。
いつものオープンハウスは
くるくるちょろちょろ、動きまわってたら、
あら!もうこんな時間!って感じなので、、、。
「わたしたちは、こういうおうちをつくってる、こういうものなんですけど、、、、
あなたは、どんな人ですか?」というところまで
今回は、踏み込んでゆっくりお話が出来て
とても良い機会でした。
小川さんに感謝感謝、、、、、。
そうそう、今回の参加者さんは
ニコのオープンハウス初めて、という方が多かったのですが
いろいろお話していて、感じたことは
わたしたちが、メディア上でどんなに全力でおちゃらけても
初めて会いにきてくれるひとにとっては
やっぱり、「建築家」「設計事務所」というもののイメージが強くて
きっと、自分たちが思ってる以上に
「おカタい、気難しい、なんだかよくわからない、怖い」などなど、、、
要するに、相手を緊張させてしまう存在なんだなぁ、ということ。
「センセイ」とか「サクヒン」とか「ゲイジュツ」とか
そんな言葉を聞くたびに
「建築家」という名前や肩書きが与える印象って
そういうものなんだ、といちいち、ハッとします。
きっと、一度でも会って頂けたら
「なーんだ、ニコって、ふつうの人の集まりじゃん。」
って思って頂ける筈なんですけどね、、、。
あんまりにもヘラヘラしすぎて
「、、、ここの事務所、、だいじょうぶかな?」って
不安にさせてしまうことの方が、多いかもしれませんが。
今回のように、初めての人に出会うときに
私たちは何を伝えるべきなんだろう?、と考えたときに
ニコの「ふつうっぷり」かなって思いました。笑
ふつうに暮らしてきた、ふつうの人たちが
ふつうの心地よさのつくりかたを、一生懸命考えてるだけなんですよーってこと。
憧れはしますよ。
シャッとして、シュッとして、チャキーンとしてる建築家の人。(←擬音だらけな時点で、実は実態をよくわかってない)
(↑そして暗に西久保さんも建築家ということを忘れている)
たまに美術館にいったり、講演会にいったりすると
この人、どういう目で世界を見てるんだろう、、、謎。。。って思います。
すばらしいなぁ、真似してみたいなぁ、私も突然こういう才能開花しないかなぁ、って思います。
かたや自分は
ゲイジュツ的なセンスはないし
オシャレな生活もしてないし、服装だって、使う言葉だって、
その辺にありふれた、ふつうのもので
床にべちゃーって座ると、気持ちいいよね、とか
外とつながると、広く感じるよね、とか
そんな当たり前なことを、どうやったらつくれるかなー?って
そんなことだけを、必死こいて考えてる、ただのふつうの人。
そして、そんなふつうの人の集まりが、ニコ。笑
卑下してるわけではなくて
それが、わたしたちのいいところである(ドヤ)、、、と思っている。
なので、いかに「ふつうっぷり」が伝えられるか
いかに言いたいこと言ってもらえるか、が勝負のような気がしていて
「実は、、、、、、ヤギが買いたいんですよ」
「実は、、、、にんにく植えたいんですよ」「実は、、、」っていう切り口でしか言えないような
密かにあたためてきた夢とか、突拍子もないことを、冗談半分でも本気、みたいなことを
ちょっと言いにくいけど、ええい言ってみよう!ニコだし。。。と思ってくれたら
勝ちだな!って思います。
いつも通り、何言ってるかよくわかんなくなったので、おしまい。
この日、実は「入居後オープンハウス」の他に
もう1つのイベント「縁日vol.2」も
同時開催だったわけでして
ええ、まぁ、飲み会です。ただの。
長くなりそうなので、一旦分けます。
(って言ったあと、ブログアップしたことないですね私。。。。がんばります)
うし。