鎌倉の中道さんの家に雑誌の取材で
お伺いしてきました。
ちょうど竣工から1年だったのですが
相変わらず素敵に暮らされていて嬉しかった~。

メダカも仲間入りし、
この暑い夏を乗り越えるべく、
潤いを蓄えているような、
そんな印象でした。

中道さんの家のある鎌倉には、
車の通れないような細い路地がたくさんあって、
どうやってこんなかたちの敷地になったんだろう?
これは敷地かな?道かな?水路か?
この奥になにがあるんだろう?
と、わくわくするような場所がたくさんあります。

全て読み取ることはできませんが、
そこにはずっと積み上げられきた街の物語がある。
そんな気配みたいなものを感じることができます。

そこに新しいお家を建てるということは、
その街の物語に、新たに、
家族の物語を運び込むようなイメージでしょうか。

新たに住む家族にもこれまでに築いてきた物語があり、
それらがうまく溶け合うには、どんな空間があったらいいだろう ?
といつも考えます。

「物語と物語が交わる空間」
そういった空間をどのお家でもつくりたいと思っています。

中道さんだけに、「中道」。

と、わが社の社長が名付けた空間は、
「ダジャレじゃないですか!(笑)」
と、プレゼンの時に思わず中道さんもツッコむほどでしたが(笑)、
喜んでくれているのが、
事務所の奥の方にいる僕でもわかるくらいだったのをよく覚えています。


そして、あっという間に、お引き渡しから一年。
「中道」がちゃんと二つの物語をつないでくれていることを肌で感じることが出来ました。


「次はどうなるかわかんないんですけど、滝をつくる予定です。」と中道さん。

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た、滝!?(笑)
もう、どんどん進化する中道さんのお家は予測不可能ですが(笑)、
間違いなく素敵になっていくと思うので、今後も本当に楽しみです。

街も違えば、家族も全く違いますので、
一つとして同じ空間はなく、
応用が全く効かないので
本当に大変ですが(笑)、

この笑顔が見られれば、
もうそんなことは、どうでもよいのです。
ホソダ