関東にも雪が降り、
そして、
気がつけば一月はもう後半。
本当に早い。
さて、
西久保のブログにもありましたが、
雑誌 LiVES vol.97にて
くすかめくのくの邸が掲載されています。
そして、なんと表紙!

担当者としては、
こんな嬉しい御褒美はないですね。
本屋さんで見かけたら是非!
僕は、5冊買いましたよ。(笑)

さてさて、新年一発目からいきなり昨年を振り返りますが(笑)、
加藤さんの家のオープンハウス、
たくさんのご来場ありがとうございました!

ニコの面々も、これでもかというくらい、我が家感を出させて頂きました。(笑)

加藤さんのお子さんたちが
楽しそうに駆け回る様子をみて、
嬉しいかぎりでした。
僕が絶対に勝てないルールで進むハンドベース、
一緒に出来て楽しかったです。(笑)
最近は吉本お兄さんの独壇場だったので
油断してました。(苦笑)

さて、素晴らしい眺望に心奪われつつも、
僕はといえば、

「廊下とか路地とか階段とか、やっぱ好きだな~」
と勝手に感じてました。(笑)

部屋と部屋を、または、場所と場所をつなぐもの。
そこ自体に目的や用途がない。

だからこそ、
そこで起こる行為が
すごく発見的で魅力を感じてしまいます。
例えば~、
学生の時とか、
教室より、廊下の方が、
思わぬ人との出会いがあったり、
いつもと違うことを少し期待しちゃうような、
そんな経験ありませんでしたか?

さぁ~、ここで勉強してください。
ここで遊んでください。
さぁ~ここで寛いでください。
と、準備された空間がよい時もあるのですが、
それだけだとなんだか息苦しかったり、
すぐに飽きてしまうような気がしています。

話は飛びますが、僕の大学時代、
建物そのものをつくることにあまり興味が持てず、
それよりも、
木々の下や商店街の路地で見かける居場所、
街の路地で見かけるささやかな植物のしつらえ、
そんな風景にとても魅力を感じていて、
どうしたらそんな風景が生み出せるのだろう?
と、自分なりにもがいていました。

その頃は、
建築は人をコントロールしようとする行為で、
そういった風景をうばってしまう存在なんじゃないかと
勝手に思っていたのですが、
今は、
建築もそんな風景を生み出すための大事な役割を担っているんだ、
と思えるようになりました。
いや、
むしろそれを「建築」と呼ぼう。
とさえ思っています。

と、話は戻って、
加藤さんのお家にて、
馳け廻るお子さんたちを見て、
このグルグル回れる計画は、
ある意味
「空間全体の廊下化、または、路地化」だな~、
と、
勝手にしっくり感じていました。
そりゃ~この事務所にたどり着くわけだ。(笑)
本年もよろしくお願いいたします。
ホソダ