2016年12月29日

2016年まとめ

うしです。


さて、今年もあと残りわずか。

ああ、楽しかったなぁ、2016年も。

新たなお施主さんや職人さん方にも出逢えて
来年への期待が増々高まります。

きっと絶対楽しいはず。





今年を振り返ると
年明け一発目に
5年越しの設計、大山さんの家が出来上がりました。

オープンハウスの様子

大山さんはしきりと、
「うちは普通の家ですから。
他のニコさんのおうちと比べて
普通の家ですから、、、、」って仰いますけど

こんなドデカイ植木鉢のあるおうち
まぁ、、、普通じゃないですけどね。。。

早速、雑誌の取材も入りましたし
瞬く間に大山家仕様になったキッチンが大活躍。

きくちさんとウシは、月1くらいで
「大山さんのごはん食べたーい」とつぶやいています。



そして、4月は
鎌倉の中道さんち、大宮の小熊さんち
2軒ほぼ同時竣工。

細田さん、お疲れさまでした。笑


中道さんちのオープンハウスの様子


中道さんちは、店舗併用住宅ですし
間口も広く、おうちのボリュームは大きい。

だけど
いろんな人、いろんな素材、いろんな用途、いろんな願い

それを受け入れる隙間が散りばめられていて
街のようなおうちだなぁと思いました。

すてきな人やモノを惹き付ける才能、
並々ならぬ嗅覚を持っている中道さんにとって

きっと「家族だけの」「家」では
器が足りないから

街をつくったんだろうな。

差し出した分だけ
手に入れることの出来る
「中道」のある小さな街。


中道さんのおうちも、
神奈川県建築コンクールの名誉ある賞を頂き
数々の雑誌にも掲載されました。

中道さんさまさま、
今後も、どうかニコに関わってくださいね。





それから、オープンハウスは出来なかったけれど
実はひっそりと完成した、大宮の小熊さんち。


つい先日、ニコみんなで遊びに伺ったのですが

まさに、施主力全開!!!
脱帽のオシャレハウスと化しておりました。


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照明や家具を選ぶときは
どうしても、控えめに小さいものを選びがちですが

小熊さんの
「ワンサイズ大きめ」は
ぜひ見習いたいなぁ。


しめしめ、こりゃぁ来年は
お披露目会兼、なにかイベントが
出来そうだぞ。。。。とはにかむウシでした。




そして、5月は
若井さんのおうちが完成しました。

オープンハウスの様子


おうちの前に着いて、一番に最初に
こう思いました。

「あれ、なんかこの家、若井さんに似てきたような」と。


家は飼い主に似るとか、そんな言葉があったっけ。
とにかく、おうちの表情が若井さんそっくりに思えて
笑っちゃいました。不思議だなぁ。

それにしても、若井さんちも
「ニコっぽくないおうち」を目指して
いろいろ葛藤したわけで

暮らしぶりはいかほど、と
少し気になっていたのですが

うう、さすが。
既に住みこなしてある。

そういうのを見ると、
なんだか勇気をもらえます。

これだけ素敵に住んでもらえるのなら
もっと攻めても良いのかな、と。。。。。

そうそう、来年は攻めの姿勢で。。。




そして、7月。
吉祥寺の島岡さんちが完成しました。

オープンハウスの様子
入居後の様子


島岡さんのおうちはですね
ニコの総まとめか、っていうくらい
いろいろ詰め込んだおうち。

食レポならきっとこう言いたくなるでしょう。

「ニコの宝石箱や〜。」

、、、、



これだけ全部盛りなのだから
工務店さんもさぞかし大変だっただろう。

実はニコも
3人がかりのビッグプロジェクトでした。


そんな盛り盛りなおうちも
伺ってみると、すっかり島岡さんのおうちになっていて

テラスで焼いた、サンマ
最高に美味しかったなぁ。。。


もう1回オープンハウスがしたいなぁ。
いや、1回といわず、3回くらい。

1回行ったくらいじゃ、盛りだくさんすぎて
全部吸収出来ないですからね〜。



島岡さんちから
5ヶ月くらい間があいて

すっかり寒くなった、12月。


実はひっそりと
花小金井で、リフォームの齊藤さんちが
完成しました。

工期も短かったので
なかなか、お披露目のタイミングがなかったのですが

いつか、オープンハウスが出来るといいなぁ。



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リフォームって、難しかったなぁ。
進め方にしても、工事にしても。

お引渡しはしたけれど
なんとなく、「まだまだ、これから」と
勝手に思っていて

今はひとまず、休憩、というくらいで
これからがきっと楽しいだろうな、と。

うーん、でも楽しみはとっておこう。
もう少し、齊藤さんの暮らしが
根付いてくる頃まで!





そして、今年1年の締めくくり。
まだ記憶に新しい、太田代さんちが完成しました。

オープンハウスの様子



遊びにきたこどもたちの
のびのびした様子を見て

ああ、いいおうちだな、って
しみじみ思いました。

グリッドに乗っとった四角形のおうち。
特別、奇を衒ったわけでもない。

この縁側と深い軒下。
どこにいても木の匂いがして、
ここちよければ、それでいいのだ。

そんな素朴さが一番、太田代さんらしかったんだなぁ。




なんだか、最後に原点回帰!という気分になれました。

太田代さんちが完成して以来、
ずーっと、気持ちが晴れやか。


さて、来年は、、、、、


きっとそんな晴れやかな気持ちも
すぐに吹っ飛ぶでしょう。。。



年明けから、ちょーヘビー物件、3連チャンいきますよーっ!



来年もどうぞよろしくお願いします!
posted by ニコ at 20:37| うししし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月06日

現場らしからぬ風景



思えば。


太田代さんちは
着工した当初から

「現場らしからぬ風景」ばかりだったな。


地鎮祭の写真を見返すと
海の写真ばかりだし、、、、

基礎の写真を見返すと
新築というよりも遺跡みたいだし、、、、

上棟式の写真を見返すと
お祭りみたいだし、、、、、。





上棟してからは

お母さんとお子が、
職人さんたちに差し入れをしつつ
お子を寝かしつけ

寝てる間に、離れにこもって、施主工事。

夕方頃、仕事を終えたお父さんが
現場に「帰って」くる。



そんな太田代家の1日のリズムが
既に出来つつありました。



そんな毎日だったからか
すでに引っ越す前から、ご近所付き合いがはじまり

お向かいさんから差し入れを頂いたり
近所の子どもたちが学校帰りに
「赤ちゃんは〜?」と聞きにくる。





そんな、現場らしからぬ風景。






そして、先週の施主施工。


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食堂は、既に食堂で


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ベンチは即席キッチンに。




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作業場は、広い庭。




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お父さんの離れは、大人の思い耽る場所に。



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子どもはやっぱり外にでたがり

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大人が、代わる代わる追いかける。



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ママ友同士、子どもをおぶって
手を動かし



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疲れたら、ティータイム。



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これまで散々、
「太田代さんち、学校っぽいから、
ほんとに学校か、保育園でもしたらいいのにね〜」なんて
言ってたせいか

居間から、一段下がった客間は、
シメシメ!すでに保育園。

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黒板代わりの、お知らせ掲示板もあるし。



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おむつが落ちてる現場も、他にあるまい。








とにかく、



太田代さんちの現場は

もう、すでに、「太田代さんのおうち」になっていた。





なんだか、
「まだ赤ちゃんだと思ってたのに、
いつの間にか、立派に成長してた」

という、気分。




事務的には
「お引渡し」をしたその瞬間から、
お施主さんのモノになり、

お引っ越しをしてはじめて
「家」としての機能を持ち始めるわけですが



本当の意味での「お引渡し」は
1日でパキっと切り替わるものでなく


じんわりじんわり
工務店さんから、お施主さんへ

少しずつ、
渡っていくものなのでしょうね。














こんな風景が見られたのは

ひとえに、村上建築工房さんのおかげ。



ここまで、お施主さんと現場のつながりを
持たせてくださったことに

本当に頭が上がりません。


この風景は
きっと、監督の長谷川さんの
たくさんの気配りと、現場への愛情が
あってこそ、実現したもので


太田代さんちをお願いして
本当に本当に、良かった。




あと、1週間。


どうか、無事に

びしっと、、、、、、

お引渡しできますように。




















最後に1つだけ言いたいこと。

現場って、やっぱりとても危険なところです。

そして、職人さんたちは
その日その日が勝負なのです。

指揮をとる監督さんも
たくさんの現場を掛け持ちしている職人さんも

「現場を安全に、滞りなく終わらせること」

それをいつも、考えてくださるのです。


私たちですら、ヒヤッとすることや
身の危険を感じるときがありますし

そんなときは、躊躇無く監督さんに怒られたりして、、、
普段は和やかにしていても
現場で働く人の危機監理の徹底ぶりは
本当に関心するほどです。



だから、
現場の途中で、施主施工をすることは

「危ない」と捉えられることの方が
ずっと多く
安全性を確保出来なければ、断られることもあります。

それは、工務店さんの良い悪いでは決してなく

少しでも危険なことは見過ごさない、という
責任感や、現場を守る気持ちが強いからこそなのです。


だから、
どうしても
施主施工の範囲は限られてきます。

私たちも、アレもコレもやりたい気持ちはあれど
節度をもって計画しなくては、と思っています。


今回、たくさん施主施工をしましたが
たぶんすごくレアケースなので

これから現場がはじまる方
すでに工事中の方、、、、、



、、、、、。


、、、、、。



工務店さんが許してくれる
ギリッギリのラインを狙って

出来るだけ、施主施工をやりましょう!笑




うし。
posted by ニコ at 22:43| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月02日

養生が外れるとき

西久保さんのブログに取りあげられておりますが、
中道さんの家が神奈川建築コンクールで優秀賞を頂きました!

めでたい!

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そして表彰式の翌週には雑誌の取材でまた中道さんのお家へ!

ありがたい!

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担当として関わらせてもらった者としては、やはり格別の喜びがあります。

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受賞を目指して日々頑張っているわけじゃないんですが、
例えていうなら、、、、

我が子の運動会での活躍が気になるような感じ?でしょうか。

頑張って走ってくれてればそれでいいんですけど、
やっぱり結果が少し気になるような(笑)。

おそらくそんな感じだと思います。

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受賞にあたり色々思い返したのですが、
中道さんの家で僕が一番印象に残っているのは、


「養生(ようじょう)」が外れた瞬間です。


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現場では最終的に見えてくる仕上げが
汚れたり痛んだり壊れたりしないように、
その保護としてシートやベニヤなどで覆ってあげるのですが、
そのことを「養生」と言っています。




今だから言えますが、
中道さんの家は、オープンハウスの前日の夜まで
どんな仕上がりなのか全く把握できない状態で(苦笑)、

何も手を出せない設計者は地道に掃除を手伝いつつも、
やばいよ、やばいよの出川状態だったんですが、、、。

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一気に養生がとれた瞬間、、、
なんじゃこりゃ〜!。。。の松田優作状態で(笑)、

とにかく感動してしばらくその場に立ち尽くしていました。
しばらくその場を離れたくないような、
少しさみしいような気持ちになったのも覚えています。


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「養生が外れる」というのは、
その文字の通り、守られながら生きていくことから外れるって意味で、
たぶんですけど、「あ〜もう大丈夫だな」と、
確信する親の気持ちに近いんでしょうかね〜。

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つい先日、
花小金井の斎藤さんの家におじゃまさせてもらったのですが、
徐々に養生がはずされていく様子をみて、
中道さんの家でのことを思い出しつつ、そんなことを感じてました。


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豊かな緑道のそばで、また新しい暮らしが始まります。

これからが楽しみですね。

ホソダ
posted by ニコ at 21:50| 竣工後のおうち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月24日

あと半月



あと、半月で

駅弁食べながら、
特急わかしおに揺られる千葉通いも
終わりかぁ。。。。


まぁ、終わってからも
行きますけどね、、、、。



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まだまだまだ、ご提案したいこと
アイディア、たくさんあるけれど



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太田代さんちには、
ガッツとアイディアにあふれ
施主塗装に留まらず、「施主断熱材貼り」も「施主ボード貼り」も
お子をあやしながら、コツコツやっちゃう奥さんがいるから

きっと、住みながら
とーーーーっても素敵なおうちに
してくれるだろう。




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↑もう、手さばきは職人さん。



楽しみだなぁ!


うし。

posted by ニコ at 19:55| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月18日

実感は遅れてやってくる。




もうすぐ竣工1年になる
あささんのおうちにお邪魔してきました。


近いので、ちょこちょこ
伺ってはいましたが

もうすぐ1年なんだなーと思うと
突然、感極まってしまい

壁や床をサスサス、さすりまわしてきました。



かわいいなぁ、かわいいなぁ
ここなんか特に、かわいいなぁ。。。

なんてかわいいヤツなんだ。このおうちは。。







色々、挑戦させてもらえたなぁ。

あささんはいつも、ニコニコ
「うしちゃんがそこまで言うなら、いいよー」と

色んな提案を受け入れてくれていたなぁ。



わたしなんて、ぴよっこで
勢いだけがとりえで
あとはなーんにも、持ってなかったのに。







おおらかで、でもちょっぴりクセのある
あささんとの家づくりは
とてもとても、楽しかった。

この歳で言うのも気恥ずかしいけれど
なんだか、青春という言葉が
ぴったりだと思うくらい、
がむしゃらで、楽しい日々だった。





そんな大切な日々のことは
やっぱり一度には消化出来ないもので

1年たって、ようやく少しずつ
俯瞰して見れるようになってきました。


うーん、でもまだまだ
時間がかかりそうだ。






とりあえず、突然押し寄せてきた
なんかよくわからない感情の波は


壁をさすりまわして、解消してきました。






これからもサスサスしに行きますね、、、、。



うし。
posted by ニコ at 16:58| 竣工後のおうち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月01日

そのままにしたい症候群

これまで現場途中に

何度この症状に襲われたかわかりませんが、

引っ込んでいたものが久々にでてまいりました。


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そいつは急にやってくるのでホントに困ります。


見えない前提でつくった下地が、
見せるつもりの箇所よりカッコイイかも。



ということが現場だとたまにあったりします。


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例えばこの木の骨組み。


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コンクリートの床をつくるための型枠(下地)です。


コンクリート打ち際に合板だけだと歪んでしまうため、
角材をある程度のピッチで入れるのですが、
職人さんが安全をみて通常より細かいピッチで入っているためか、
なんとも繊細な表情がうまれています。


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下地となる木枠のほとんどは、コンクリートを打った後に捨てられてしまいます。

いや〜もったいない!

これはこのままの方がいいでしょ!

型枠なんだから飽きたらはがせばいいし(笑)!

っと思って本気で職人さんたちに聞くんですが、

「見せるつもりならもっと丁寧にやってるし、みっともないからやめてくれよ。」

とか、大抵言われてしまいます。


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でも見せるつもりでやっていたら、たぶんこういう表情にはならないし、
わざわざそんなことしなくていいでしょ。となっちゃうわけで、
やはりこの表情は、この一度きりしかないのです。


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なのでそれを残すためギリギリまでジタバタするのですが、
それを残すことが現実的に可能なのかどうか、
性能的に問題はないのかどうか、
何よりお施主さんにもそれに共有してもらえるかどうか!?


検討し、共有するには少し時間が欲しい、、、。


でも、現場は待ってくれないのです。


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明日、コンクリート打ち。


さて、くすかめさん、くのさん、


どうしましょうか?(笑)


ホソダ
posted by ニコ at 20:09| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月14日

ただひたすらに



先日、地元鳥取の高校時代の同級生
東京で展覧会をしているというので見に行ってきました。

高校時代から絵が上手な彼でしたが、
まさかアーティストとして展覧会を開くようになるとは、、、。

卒業以来一度も会えていないのですが、
田舎者ほど地元の友人の動向は気になるものです。(笑)




さて、その展覧会の彼の絵 、、、、、



僕はアートのことは詳しくありませんし、
友人が描いたものだから
感情移入してしまっているのかもしれないですが、




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とても素晴らしかったです。



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森とか海とか山とか空とか、
そんな風景を眺めているみたいにとにかく飽きなくて、
癒されました。


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それと同時にこれらの絵を描くにあたり
彼が注ぎ込んだであろう凄まじいエネルギーと
気が遠くなるような時間を想像して胃が痛くなりましたし(笑)、
ちょっと泣きそうになりました。


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「高校卒業してからずっーと絵を描いてたよ!」



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久々に連絡した際のそんな言葉がすごく印象的でした。


13年間。。。


13年も、なのか、
まだ13年か、なのか、


捉え方は人それぞれだと思いますが、
ただひたすら一つのことを続けるというのは、簡単なことではないと思います。


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僕らの仕事も極論すると、
ただひたすらに[線をひく仕事]でもあります。


出会うお施主さん、ご家族には、
誰一人として同じ方はいませんし、
出来上がるお家も全部違いますが、
正解のないところを目指して線をひき続けることに、
時々気が遠くなることがあります。(笑)


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でもそれを続けられる原動力があって、
それはなんなのかって話なんですけど、、、。










もちろんそれは、内緒です。(笑)


ただ、たぶんその友人も同じなんじゃないかな〜と(勝手に)感じました。


だから、
ただひたすらに、描き続けられる。
ただひたすらに、線をひき続けられる。


ホソダ
posted by ニコ at 00:22| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月22日

埋めたい欲求



「27日、土間うちますよー」と言われりゃ


「じゃあなんか土間に埋めるもの考えます!!」と答えます。


そりゃー、なりますよねえ。
土間だもん、埋めますよねえ。


土間と言えば、なんか埋めますよねえ。

まぁ正直なところ、なんでもいいんですよねえ。土間だもん。

でもなにもないとねえ。なんかもったいないからねえ。






千葉は、太田代さんち。


着々と進む現場。


いやもう着々と着々と。
こちらが焦るくらいに、ちゃくちゃくと。笑











しかし、いざ、埋めようと思うと

やっぱりアレコレ考えてしまいます。

一発勝負だもんなあ。





あれやこれや、考えた結果

石屋さんを探す旅にでました。笑






打設は次の日。。。。

いそげー!!




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青い綺麗な石と

ぐうぜん、打設の日が、お子さんの1歳の誕生日だったこともあり!

お子さんの、足型をつけることにしました。









「えっ、27日誕生日!?僕もなんだけど、、、、、」と親方。



「えええっ、じゃあ親方も足型とりましょうよ!!」



「いやいやいや、、、、、さすがにそれは、、ねえ。笑」






残念ながら、親方は足型とらせてくれませんでした。。

いいと思ったんだけどなあ。



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その場の思いつきや、その瞬間に出逢った素材、その瞬間の出来事が

ぽつんぽつんと並ぶ土間。




これぞ、現場!LIVE!!!
 




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posted by ニコ at 00:16| 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月03日

唐突ですが


ココ。

ココです、ココ。

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僕らはいつでも募集してますよ。



遠慮しなくていいんですけどね〜。(笑)

気づかれてないのかな〜。

変だな〜。おかしいな〜。



僕らはいつでも募集してますよ。







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さて、

話は変わりますが、僕は読書がとても苦手で、

文字を読むのがホントに遅いです。

(唐突だな〜。笑)

でも本を読むことは好きなので読みます。


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久しぶりの建築家の方の本を読みました。

大学生の時に読んだはずなんですが、

全く頭に入ってなかったので(苦笑)、

再度読み返してみることにしました。


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その本の著者は、

「住宅は芸術である」

という言葉を残したことで有名な建築家の方です。



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当時は、その言葉からあまりよいの印象がなくて食わず嫌いをしていたのですが、

今になって再読すると、仕事をし始めたからこそ共感できるところや、

もちろん相変わらずわからないことがたくさんありました。



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その中で一番意外だったというか、


ちょっと驚いたのが、



「日本のひろばを私はつくりたいと思う」




という一文です。



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単体の住宅を多くつくり続けた建築家の方で、

実際の事例も幾つか知っていたので余計に驚きでした。



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「ひとつの家と隣の家をつなげるものはいったいなんなのだろうか、、、」



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そんな言葉も残されています。



全然違うことを考えてるんだろうと思っていた建築家が、

実は、同じフィールドに立っていて、

つくるものは違えど、

つながっているように感じられて、なんだか嬉しくなりました。



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その本を読んでそこが響く人は、ごくごくわずかだと思いますが(笑)。



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勇気もらえました。


(写真は、島岡さんの家)


ホソダ

posted by ニコ at 19:17| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月19日

0か1か


先日、撮影でお邪魔した大山さんちで


「親が死んだあと、この家どうすんだって息子に聞いたら
『俺が住むよ、当たり前じゃん』って言うんですよね〜。
なんか嬉しいですよね。なんだお前、結構気に入ってるんだなって。」

っていう、とても嬉しいエピソードを伺いました。





きっと大山さんの息子さんは
もう高校生なので、あと数年で
進学やら就職やらで
とりあえず、一旦家を出ちゃうんじゃないかな。


それでも

どう進むか、どこへ行くかわからない
大山少年の、無限に広がる未来の可能性の中に
「実家を住み継ぐ」という選択肢が
ちょっとでもあるということが

作り手にとっては
なんとも嬉しい!



だけど
たとえ、戻ってこなくても
たとえ、他人のおうちになったとしても
たとえ、「住宅」という用途でなくなったとしても

建築が、誰かに愛され続けて
取り壊すことを、誰かに惜しまれる。



そんな建築が、増えるといいな。






さて、話は変わり、牛の身の上話になりますが。


実は、熊本にある私の実家は
数年ほど、空き家状態でした。

まだ、築20年ほど。
たまに近所の祖母や親族が、空気の入れ替えをしてくれたり
掃除をしてくれたり、庭の手入れをしてくれたり
空き家といっても、いつでも人が住み始められるくらい、現役の家でした。



でも言い換えれば、
まだまだ住めるのに、誰もいなくなった家。

帰省するたびに、住み継げなかった罪悪感で
きゅっと胸が痛むのでした。



そんな罪悪感から目を背けたい気持ちもあり
「管理も大変だろうし、取り壊すことも検討したら?」と
何度か親に話したこともあるのですが


そのたびに
父は頑なに「残す」と言い張ります。

「自分が生きている間は、なんといわれようと残す。
お父さんが死んだら、好きにしていい」と。




そっか、やっぱり、そういうもんだよなぁ。
家を残すか残さないかの判断って
お金とか、手間とかももちろんあるけど
最終的には、きっとそこじゃないんだろうなぁ。。。
気持ちの問題。

なーんて思っていた矢先に、今回の大地震。



影響は受けましたが
幸い、修繕すれば、まだ住める程度。

家族会議の結果
まぁ誰も住んでないし、急ぐことはないからのんびり直そう
ということになりました。




そんな実家ですが、地震後しばらくの間

家が壊れてしまった近所の人たちが
お風呂に入りにきたり、一時的に家財を置いたり、と
ちょっとした避難所のような場所になっており


地震から2ヶ月経って
家を失ったある家族に、家を貸すことが決まったそうです。







もちろん、困っている人の力に
なれていることの嬉しさと


同時に

家って、建てた家族が暮らす以外の
存在意義もあるんだな、という

少しホッとした気持ち。



そして、
きっと家も、喜んでいるだろうな。








そうか、自分が住むってこと以外にも
家を守れる方法は、あるんだなぁ。


近くにいなくても、きっと何か方法があって
それが、誰かの為にもなって。



残すか壊すか、0か1かの選択肢じゃなくても
いいんだな。





なーんて

大山家のエピソードを聞いて
我が身を振り返ってみたのでした。。。






おしまい。

うし。
posted by ニコ at 18:09| うししし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする